BtoBプラットフォームが保有する450万件の企業データベースと
日々蓄積される、契約・見積・発注/受注・請求といった大量の商流データは様々な活用可能性を秘めています。

特徴1

実サービスが既に稼働しているプライベート・コンソーシアム型チェーン

国内における多くのブロックチェーン・プロジェクトが実証検証の枠を出ないなか、BtoBスマートコントラクトはBtoBプラットフォーム契約書で実サービスとして既に稼働しています。

HyperLedger Fabricをもとに、高負荷時のタイムアウト問題の解決や、複数台チェックによる安全なコミットメント動作、トランザクションの失敗確率を大きく低減させる同一キーに対する実行制御を組み込み、サーバのスペックが比較的控えめな構成においても100tx/sec以上(※1)のスループットを確保しています。※1　構成上の限界ではなく現時点の実測値です。リクエストを受けるノード数を増やし、トランザクションを整列する役割を持つノードをスケールアップさせることでスループットはさらに向上します。

特徴2

APIでブロックチェーンを操作可能

ブロックチェーンは改竄耐性や透明性、非中央集権、分散配置といった優れた仕組みを持ちますが、直接扱うのには特別なスキルが必要です。

BtoBスマートコントラクトはこれらを解決するために、シンプルな”昔ながらの”APIを用意しています。
セキュリティに十分配慮されたこのシンプルなAPIは、簡単なパラメータの入出力のみで誰でもブロックチェーンを扱うことを可能としています。

特徴3

変化に対応する柔軟なサイドチェーン構想

ビットコインやイーサリアムは仮想通貨として時価総額の1位2位を占めますが（2018年9月時点）、手数料の煩雑さやスケーラビリティに対する問題、法的な取り扱いの難しさを抱えています（※1）。
HyperLedgerに代表されるプライベートチェーンに関しては今後、様々なブロックチェーンが乱立する可能性もあります（※2）。

はっきり言ってしまえば、今後どのブロックチェーンが生き残るのか・台頭してくるのかは誰も断定できない状況であるため、様々なブロックチェーンと柔軟に連携できる方が好ましい側面があります。

BtoBスマートコントラクトでは、自身のチェーンに記録した取引をまとめて、他のブロックチェーンに転記することで高いスループットと利便性を保ったまま、トークンのやり取りを可能にします（現在構築中）。※1　スケーラビリティ問題に関しては、ビットコインにおけるLightning Network イーサリアムにおけるCasperやShardingによって解決への試みはなされています。また、ビットコインとイーサリアムに関しては、米証券取引委員会によって正式に証券には該当しないと発表されました。※2　例えば、イーサリアムと競合するEOSは独自の合意形成アルゴリズムでスケーラビリティ問題の解決を目指しており、2018年9月時点で仮想通貨における時価総額5位まで上昇しその存在感を高めています。

BtoBスマートコントラクトとの連携は、手軽なAPIから自社ノード連携まで
サービス規模、技術レベルやコストに応じて柔軟に対応できます。

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