食品衛生用語集アレルギーやコンタミネーションなど、食の安心・安全にまつわる用語をわかりやすく解説します。

食物アレルギー(しょくもつあれるぎー)

食物アレルギーとは、摂取した食物が原因となり免疫学的機序(体を守る働きを免疫という)を介してじん麻疹・湿 疹・下痢・咳・ゼーゼーなどの症状が起こることを指す。
食品によっては、アナフィラキシーショックを発生して命にかかわることもある。乳幼児から幼児期にかけては食物アレルギーの主要な原因として鶏卵と牛乳がその半数以上を占める。青年期になるにつれて甲殻類が原因の事例が増え、牛乳が減る。成人期以降では、甲殻類、小麦、果物、魚介類といったものが主要なアレルギーの原因食品となる。その特定物質をアレルゲンと呼ぶ。
「特定原材料」として指定する7品目について表示の義務づけがなされており、また、その他の21品目について「特定原材料に準ずるもの」として、表示することが奨励されている。

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