売掛金を早期に資金化できる安心感で、
タイムリーな新規事業の立ち上げも矢継ぎ早に行えます。
![株式会社XYOU](/web/jp/case/images/common/icon_loader1.gif)
Webマーケティングを取り入れた映像制作を行うスタートアップ企業、株式会社XYOU様。2019年5月の設立から1年、コロナ禍の中でも売上を更新し続けていますが、入金サイクルが長いという業界の特性で資金繰りに不安を感じたこともありました。未来の売上を資金化できるファクタリングは、新規事業をスピード展開するための安心材料になっているそうです。
ココがPOINT!
- 1長い入金サイクルでも、必要な時にすぐ現金化が可能
- 2入金予定を可視化し、事業計画の判断に活用
- 3資金繰りの安心感から、積極的な新規事業展開へ
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口座の残金900円の危機に資金繰りの苦労を痛感
― 事業概要を教えてください。
代表取締役社長 瀧澤壮氏(以下、瀧澤社長):弊社はWebマーケティングを取り入れた映像・動画制作を行っています。メイン商材はYouTubeチャンネルの運営代行サービスです。昨今はYouTubeに公式チャンネルを持つ一般法人、学校法人が増えてきました。そのチャンネル設計から映像コンテンツの制作、展開、効果測定までをワンストップで行っています。
会社の設立が2019年5月と、ちょうど2年目に入ったところです(取材は2020年6月)。新卒で入社したITベンチャー会社を退職し、準備期間を経て24歳で起業しました。2人ではじめた会社も1年経つ間に10人のチームとなり、昨今のコロナ禍の中でもおかげさまで業績を更新し続けられています。
代表取締役社長 瀧澤 壮 氏
― どのような経緯でお若くして起業されたのでしょうか。
瀧澤社長:大学時代から個人事業主として、フリーのカメラマンや企業VP(ビデオパッケージ)制作、Amazonショップ運営といったビジネスを展開していました。原点は、高校時代に所属していた新聞部の活動です。記事を書くよりカメラが好きで、授業中も手放さないほど夢中でした。
いつの時代も高校生は写真に写るのが好きですよね(笑)。でも校内新聞にすべては載せきれないので、撮りためた画像を動画化して体育館でスライドショーを開催したんです。生徒たちはもちろん、保護者の方々がとても喜んでくださったのが印象的でした。その反響に、動画には未知なるパワーがあると強く感じました。
ただ、30歳くらいで起業できればと漠然と思ってはいたものの、予定よりだいぶ早く会社を興すことができたのは人と人とのつながりに尽きます。Webマーケティング・Web広告の基礎は勤めたITベンチャー企業で学びましたし、その会社を辞めて転職しようかと悩んでいた時、「会社やれば」と背中を押してくれたのは友人でした。当時の仕事仲間だった映像クリエイターは、会社の立ち上げメンバーであり、今は取締役として一緒に会社を運営してくれています。設立にかかるお金もありませんでしたが、個人投資家から個人借入をすることができましたし、設立の手続きは、たまたま仲が良かった税理士にお願いしました。
設立当初は仕事も少なかったのですが、細々とした仕事を受けつつSNSやYouTubeで作品を公開していると、それを見て「ここで仕事したい」と今の社員たちも集まって来ました。ありがたいですよね、採用費もかからないし(笑)、何よりやる気が違います。
― 事業は徐々に軌道に乗ってきた感じでしょうか?
瀧澤社長:そうですね、ただ、映像業界は受注から納品までの期間がかなり長く、入金よりも支払いが先に発生します。業界の慣習で現金主義なのも特徴です。たとえば撮影スタジオ代は1日の利用料が数十万円ほどかかりますが、ほとんどが当日現金払いです。またプロジェクトごとに必要な撮影機材をレンタルすることがあり、その場合も現金の場合が多いです。フリーランスのクリエイターへの支払いなど、制作が始まると出ていくお金がとても多くて。1件の仕事で数十万円、時には100万円規模で先に出ていくケースは少なくありません。そういった仕事が何件も重なれば、ひと月に300万円以上の支払いが発生するわけです。仕事もあるし入金の予定もあるけど「手元のキャッシュが足りない」という状態も起こります。
日本政策金融公庫や銀行から融資も受けていましたが、設立から半年あまりの頃、会社の銀行口座が一瞬900円になった時には、「お、潰れる」と思わず笑ってしまいましたね。笑ってばかりいられないので、あちこちから仕事をいただき、前入金してもらうことで乗り切りましたが、次に財務状況がぐらりとした時の備えは必要だなと感じています。
実際、同じ業界で運転資金が一時的にショートしてしまう黒字倒産は2社ほど目の当たりにしています。
新規事業はスピード勝負。
いざという時に即現金化できる安心感
― 『電子請求書早払い』をご検討されたのはその頃ですか?
瀧澤社長:はい、先輩経営者から紹介されました。実は、ファクタリングという仕組み自体は以前から知っていましたが、正直なところあまり良いイメージではなかったです(笑)。請求書を買い取ってもらう方法が、「本当に大丈夫なのか? あやしい会社に取られてしまうのでは?」という印象でした。
会社の財務状況を改善させるため、資金調達の選択肢を書き出してみたんです。銀行融資、株を出して出資を受ける、エンジェル投資家を探すなど、それぞれに〇×をつけてみて、ファクタリングは、△でしたね。ただ、それぞれの選択肢に詳しい人に話を聞いてみようと思って、ファクタリングについて先輩経営者に聞いたところ、最近インフォマートとGMOペイメントゲートウェイが始めたサービスがあると教わったんです。
話を聞いてみて、今までのファクタリングのイメージと違うなと感じ、△は限りなく〇になりました。
― イメージが変わった理由は何でしょうか?
まず、インフォマートとGMOペイメントゲートウェイという、上場企業2社によるサービスだという信頼感です。それに、ファクタリングは手数料が高いと感じていましたが、『電子請求書早払い』は1~6%と圧倒的に低いんですよね。また、専任の担当者が丁寧にサポートしてくれるので手続きが大変だと感じることもありませんでした。今は、いつでも現金化できる枠として持っておける、“セーフティネット”のような役割だと思っています。
設立一年目は、常に頭のななめ上でタイマーがカウントダウンしているのが見えるようでした。「手元資金ショートまで残り30日」みたいにちらついているんです。今はもう250日くらい(笑)。心配しなくて良くなったのは大きいですね。
運転資金の調達手段と捉えていた『電子請求書早払い』も、今後はファクタリングという「未来の予算」を新規事業の投資資金にまわすという可能性もありだなと考えています。新規事業はすぐにはマネタイズしませんが、スピード感が命で、1カ月で戦況がまったく変わってきます。弊社はクリエイティブ集団として、常に新しいものを作り続けていきたいんです。3、4カ月に1つは新規事業を立ち上げているので、大きな出費が必要な時すぐ資金化できると安心感があります。
― これまでどういった新規事業に取り組まれましたか?
たとえば、高速ドローンやインタラクティブ動画のサービスといったものです。また、今回のコロナ禍では苦境にある飲食店を応援する「Pray for cheers」という企画を立ち上げました。完全にボランティア案件ですが、各地域にある飲食店の乾杯シーンをリモート動画撮影してひとつの映像作品にします。飲食店へのクラウドファンディングの資金集めを加速させる効果もあり、テレビメディアや、駅前のデジタルサイネージへの展開といった大きな反響をいただきました。
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広がる動画の未来。クオリティを高めさらなる展開へ
― 今後の展望をお聞かせください。
瀧澤社長:新型コロナウイルスの影響で対面を避けるようになり、企業紹介や商材の説明などで動画の重要性を改めて感じた企業も多かったと思います。これからは動画の時代になるのは間違いなく、今は序章にすぎません。
写真も映像も今や誰でも作れるようになり、費用も下がっています。プロとの境もあいまいな個人クリエイターも台頭する群雄割拠のいわば動画戦国時代の中、勝負を決めるのはクオリティの差と効果測定などで目に見える確かな効果です。ただ見栄えが良くておしゃれなものではない、心情に訴えかける確固としたバックグラウンドがあるからプロの仕事は選ばれます。
社名のXYOUは「×(かける)あなた」という意味です。あなたと一緒に、絶対に効果がある映像を作るのが弊社の理念で、下克上の戦国時代で生き残っていく信条だと思っています。これからもたくさんの「あなた」と一緒に面白いものを作っていきたいです。『電子請求書早払い』は事業の推進力を加速させてくれる、お守りのような存在です。弊社と同様の課題に直面している若い経営者にも『電子請求書早払い』を知ってもらい、事業活性化に役立ててほしいですね。
電子請求書早払い
- 入金待ちの請求書を資金化
設立 | : | 2019年5月 |
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事業内容 | : | YouTubeチャンネル・Webコンテンツ制作、Webマーケティング、その他映像に関する企画・制作 |
代表者 | : | 代表取締役社長 瀧澤壮 |
本社所在地 | : | 東京都目黒区中目黒2-10-16 中目黒ウイングビル6階 |
企業サイト | : | https://xyou.co.jp/ |